アカデミー賞主演男優賞作品 「ゼァ・ウィル・ビー・ブラッド」
相棒がどうしても観たい映画 一般の映画館では上映していませんでしたが
シネ・ギャラリーで上映していました。
ここは40人ほど収容のスペースですが、
問題作や名画を上映している映画ファンには欠かせない映画館なのですねぇ
監督 ポール・トーマス・アンダーソン (1970年6月26日生まれ)
「マグリアノ」「ブギーナイツ」で全世界にセンセーションを巻き起こした鬼才
音楽 ジョニー・グリーンウッド (1971年11月5日生まれ)
革新的音楽バンド「レディオヘッド」のギタリストで.近年は創造的音楽作曲家
主演 ダニエル・ディ=ルイス(1957年4月29日生まれ)
2度目のオスカーに輝いた名優
「マイ・ビューティフル・ラインレッド」「ギャング・オブ・ニューヨーク」
とにかく迫力ある演技、眼差しは超一流 足も長いしね
20世紀初頭のアメリカ鉱山発掘の野望に不屈の精神だけで石油を掘り当て実業家にのし上がっていく
ダニエル・プレインビューの猜疑心の強い人間の「業」が石油(黒い血)というアメリカンドリームの中で狂気に変わっていくとってもDEEPな映画です。
内容はどうも上手く書けませんがサウンドについて
最初の10分間は無言の演技そのかわり不協和音のような旋律がいかにも男の心を表現しているよう
この時点でダニエル・ディ・ルイスの演技が観客を引きつけてしまいます。
上映30分頃からやっとリズムがでて、これが人間の動きを表現している.
ほんとに不思議なサウンドはもうのめり込んでしまったねぇ。
前半はせりふは少ないが登場人物ごとに重みのあるせりふが後で理解できる
後半は事故による息子の怪我から、もっと欲望の闇が深くなる
今回の音楽には本編1時間後に祝福の1曲
エンディングロールに1曲のみ心地よい交響曲が流れるだけ
後はシーンの小道具になっている弦楽器の革新的かつ繊細なサウンド
画期的なことは確かだね もう一度しっかり聞きたい
この映画はダニエル・ディ=ルイスの為に作られたようなきっと代表作になるだろう
とにかく、役にのり移った神がかりな演技・・・・・・・上手い
150分映画だったと後で知ったくらい見応えはある映画でしたねぇ。
近年アカデミー賞受賞作品はスケールの大きさや豪華さというより
どのようにして人間の深い根底、心の闇を映画に現わすことができるのかという作品が多い。
観る方も心して観なくちゃあいけないようだ。
観客動員数では無いんですねぇ。
次は笑える明るい映画でも観ませんか ヨッ 相棒!


